天津駐在員が送る中国エッセイ
***************語学の習得には、その国の歴史、思想、習慣などの知識が必要です。 中国は、私たち日本の隣国であり、世界の大国でもあります。これからいやでもうまくつきあっていく必要があります。一緒に中国の事を勉強しましょう。***************
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Author:shinoper
私たちには理解できない中国人の行動や考え方には、何かの理由があると思います。
それが、歴史の中にあるのか?
社会環境にあるのか?
お互いによい関係を気づくために、理解しあえるようなブログにできたら良いなと思います。



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開幕式へ中国人の怒り
オリンピックの開会式は、結構良かったように思いますが、いろいろ批判もできていいるようです。
それも中国人自身から。

日経のNB online に開幕式の「まやかし」が傷つけたものという記事が載りました。

林妙可

= 歌唱祖国 =

五星红旗迎風飘扬,
胜利歌声多么响亮;
歌唱我们亲爱的祖国,
从今走向繁荣富强。

越过高山,越过平原,
跨过奔腾的黄河长江;
宽广美丽的土地,
是我们可爱的家乡;
我们爱和平,我们爱家乡,
我们团结友爱坚强如钢。

五星红旗迎風飘扬,
胜利歌声多么响亮;
歌唱我们亲爱的祖国,
从今走向繁荣富强。
歌唱我们亲爱的祖国,
从此走向繁荣富强!


1950年代初期、私が天津の小学校に通っていた時に世に出た歌で、行進曲風のテンポの速い力強い曲なのだが、その子は非常にスローなテンポで歌った。その意外性と澄んだ歌声は、私自身が革命の血潮まだ冷めやらぬ新中国(中華人民共和国)で、「日本鬼子!日本狗!」(日本の鬼畜生)と罵られながら歌った時を思い出させた。私は思わず立ち上がって共に歌い、涙を隠すのに必死だった。この歌詞は、49年に誕生したばかりの新中国を讃える内容で、文革時代にも歌われ、今日まで歌い継がれているため、きっと多くの中華民族の心に深く響いたことだろう。


全国から「容貌が美しく歌唱力のある少女」を集め人選を行ったのだが、最も美しい林妙可は歌唱力が弱く、最も歌唱力の高い7歳の楊沛宜(ヤン・ペイイ)は「長相」(顔立ち)がいま一つだったとのこと。そこで、中国がいかにすばらしいかを世界に示すには、容姿が最も優れている林妙可を舞台に立たせて、予め録音しておいた楊沛宜の歌を流し、「容姿+歌声」で一対とさせる以外にないという判断が、中国政府最高指導層の政治局員を交えた話し合いで決定された、というのである。


あの歌声により、中華民族の誰もがそれまでの人生を思い巡らせ、怨讐を超えて、「遂にこんな日が来たのだろうか、いろいろあったが、これで良かったのかもしれない」と納得しただろう。そういった崇高に近い感動を受けた分だけ、「裏切られた」と感じたときの怒りは深く激しい。


中華民族が百年間、待ちに待ったオリンピックの、全世界が注目する晴れの開幕式において、この假唱が出現した。おまけに民衆を欺き(国の)名誉を盗み取る(国が有名になろうとする)この假唱が、あろうことか、“国家の利益”のためであるという言い方がまかり通る。このようなインチキをして人を騙すやり方は、楊沛宜と林妙可の二人共を傷つけただけでなく、中国国民を欺き騙し、世の人々すべてを欺き騙したのである。



なぜ、中国は無理をして無理をして、綺麗な中国を見せようとするのか。

作者は、今回のオリンピックで「遂にこんな日が来たのだろうか、いろいろあったが、これで良かったのかもしれない」という感慨に対する失望を書かれております。

しかし、誠に失礼かもしれませんが、中国の実態は、「ついにこんな日が来たか」という思いを作り上げているだけというように思えてなりません。世界一の経済大国になりつつ有るなどと言う報道がありますが、中国国内をみているとまだまだ実態は、経済大国とは甚だしくかけ離れているように思います。天津市内でもそうですので、一歩天津からでると全く話になりません。

中国は面子の国とよく言われますが、まさに国のトップの面子の為のオリンピックという一面も否定できません。

我々は、中国のそうした演出に惑わされることなく、じっくりと中国をみて行かなければ、日本の政策をもあやまってしまうように感じます。






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帰国の準備
15日まで30度近かった気温が、先週の土曜日から一気に下がりました。
厚い雲に覆われていた空は、すっきりと晴れ渡り、
体中を被っていた湿気も爽やかな風に運びさられた感じがします。
頭の中まで秋の香りが充満しているようです。

盆休みに入ってから、部屋の掃除や引っ越しの梱包をしております。

オリンピックも中盤をすぎました。
24日の閉会式に、張芸謀が今度は何を見せてくれるのか楽しみではありますが、
閉会式とほぼ同時に、私の天津生活も終わりを告げます。

今回の天津での2年10ヶ月は、
20年前の上海駐在とは違い、中国の本当の姿を見せてくれたように思います。

上海の時は、生活条件は今より良かったかもしれませんが、
ホテルに缶詰にされ、一般の中国人との交流もほどんど制限されていました。

今回は、本当に中国人の中で生活し、仕事をしました。
精神的には、しんどい事もありましたが、いい経験になりました。

もう中国駐在することもないと思いますが、これからも中国の発展は続くでしょう。
次に来る時、どんな中国に変貌しているのか楽しみでもあります。







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中国完敗
完全アウエー!日本代表に最大級ブーイング 五輪サッカー

北京五輪サッカー男子代表が13日、1次リーグ最終戦となったオランダ戦で、日本の男女サッカーを通じて今大会では最大のブーイングに見舞われた。
男子が過去2試合を戦った天津、女子が戦った秦皇島と上海でも小さなブーイングは受けていたが、瀋陽の観衆は、開始直後からオランダがボールを持つと拍手、大声援で背中を押す一方、日本のチャンスや激しいプレーには地鳴りのようなブーイングを浴びせた。


私が、日本 vs ナイジェリア戦で体験したブーイングは、小さいものだったんですね。
今回、対オランダ戦を観戦された方は、さぞかし気分がよくなかったことでしょう。

中国人がどこの国を応援しようと自由なわけです。
それに文句をつけることはできません。

という事で、昨日、男子サッカー 中国 vs ブラジル選をテレビ観戦。
不謹慎かな?と少しうしろめたさを感じながら、
= ガンバレ ブラジル =
期待に反せず、ブラジルは強かった。

私の理論でいくと、日本人もどこを応援しても自由なわけです。
しかし、弱い国同士が、相手国の負けを期待して、他の国を応援する姿を想像すると、情けないですね。

やっぱり、中国ガンバレ、日本まけるな!と行きたいものです。








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変化する米中関係

日米関係が変化しているようです。

 田中宇さんの記事「北京五輪と
米中関係」によりますと

北京に、新しいアメリカ大使館が建設された。オリンピック開催の半日前である8月8日の午前8時8分、五輪参加のために訪中したブッシュ大統領が出席し、新大使館の開設式が行われた。北京の新しい米大使館は、世界の米大使館の中で2番目に大きな規模を持っている。北京での米大使館員の数は、2001年の500人から、現在の1000人へと倍増しており、米政府は大使館の移転拡大を決めた。


中国側も今年7月に、米ワシントンDCで新しい中国大使館を建設した。新中国大使館は、ワシントンにあるあらゆる諸国の大使館の中で最も大きい規模となっている。


※情報の出所:Huge new US embassy reflects growing US-China ties



これまでと同じ感覚で、対中関係をみていてはいけないように感じます。



私事ですが、8月末で急遽帰国がきまりました。
ブログは、帰国してもつづけるつもりですが、しばらく(2ヶ月?)発信が少なくなるかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。

 








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北京五輪開会式で見せた張芸謀の芸術性
オリンピック開会式1

オリンピック開会式2

オリンピック開会式3

オリンピック開会式4

オリンピック開会式5

あまり娯楽のない中国で、昨夜は、いい画像を見せてもらいました。
今回、開会式を仕切ったと言われる張芸謀さんは映画監督です。

=== 彼の作品は、 ===
『紅いコーリャン』(『紅高梁』、Red Sorghum, 1987)
『ハイジャック/台湾海峡緊急指令』(『代號美洲豹』、Code Name Cougar,1988)
『菊豆(チュイトウ)』(『菊豆』、Judo, 1990)
『紅夢』(『大紅灯篭高高掛』、Raise The Red Lantern, 1991)
『秋菊の物語』(『秋菊打官司』、The Story of QIU JU, 1992)
『活きる』(『活着』、To Live, 1994)
『上海ルージュ』(『揺?揺!揺到外婆橋』、Shanghai Triad, 1995)
『キープ・クール』(『有話好好説』、Keep Cool,1997)
『あの子を探して』(『一個都不能少』、Not One Less, 1997)
『初恋のきた道』(『我的父親母親』、The Road Home, 1999)
『至福のとき』(『幸福時光』、Happy Time, 2000)
『HERO』(『英雄』、Hero,2002)
『LOVERS』(『十面埋伏』、House of Flying Daggers, 2004)
『単騎、千里を走る。』(『千里走単騎』、Riding Alone For Thousands of Miles,2006)
『王妃の紋章』(『満城尽帯黄金甲』、Curse of The Golden Flower,2006)

といろいろありますが、私はこのうちの『紅いコーリャン』『活きる』2作品しかみていない。
どちらも古い中国を描き出しているが、色彩が統一され大変美しく画像を見せてくれる作品です。
今回のパフォーマンスとかなり似通っているようです。
おいおい、他の作品もみてみようと、密かに決心しました。

報道では、中国の伝統を協調しすぎて中華思想を感じるとコメントされている方もおられましたが、私には、なんでもそっちの方に考えてしまうステレオタイプの人たちが不思議で仕方がありません。

ただ、言えるのは、現在の中国には、まだ誇れる物ができておらず、文化を誇るとすれば、古代中国にしかそれを求める事ができないのだと思います。これから中国が発展する上において、古代中国ではなく現代中国をほこれるようになってくれるのを願うのみであります。




さて、今日から競技の開始です。
ホームページで、競技の日程表を見つけました。

おまけに、アテネでのメダル獲得数の表も付けておきます。
アテネ








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