天津駐在員が送る中国エッセイ
***************語学の習得には、その国の歴史、思想、習慣などの知識が必要です。 中国は、私たち日本の隣国であり、世界の大国でもあります。これからいやでもうまくつきあっていく必要があります。一緒に中国の事を勉強しましょう。***************
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Author:shinoper
私たちには理解できない中国人の行動や考え方には、何かの理由があると思います。
それが、歴史の中にあるのか?
社会環境にあるのか?
お互いによい関係を気づくために、理解しあえるようなブログにできたら良いなと思います。



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shinoperの最近読んだ本



人生の目的
死者 3万2千552人

すごい数字だと思いませんか?



自殺人数


平成17年に自殺した人の人数です。


昭和53年から平成9年までの20年間、2万数千人だった自殺者は、平成10年に一気に3万人を超えます。
交通戦争などという言葉が使われますが、自殺者の方が交通事故で亡くなる方よりおおいのだそうです。
この情況は、なに戦争と言えばいいんでしょう?


不思議な物で、経済、政治的にその混乱と困窮の度合いがあまりにも高い国では、自殺はあまり見られず、経済的に豊かであったのが、不況になり失業や就職難が深刻になったとか、他人の幸福を目の当たりにしながら、自分だけがそれに手を伸ばすことができないといった絶望的な状況にあるなどの国々の方が自殺者が多いのだそうです。

絶対な豊かさよりも相対的豊かさをを感じられない人々が自殺しやすい。
ある意味、錯覚による自殺といってもいいのかもしれません。


何でこんな事を書き出したかというと、実は、最近、五木寛之さんの「人生の目的」という本を読んでいるのです。
五木寛之さんは、「人生の目的」の中で、”人生に目的などない”と断言されております。

そして、人が成功するかどうかは、その人の与えられた資質によるもので、
努力して成功する人がいるというが、努力できる素質が有ること自体も先天的なもので、努力できないように生まれている人間もいると
説明されております。

これまで、自分なりに努力としてきたと思っている自分の事を思うとき、そして、その結果が大した事もなかったと
考えるとき、そう言われた方が気が楽になるような気がします。

そういう風に考えていなかった私は、まだまだ努力が足りなかったんだ、自分は、成功した人もよりも何かがかけていたんだ、
劣っていたんだと思わざるを得ない。そういう方向にしか考えが向かわないのは、自分自信を見ていると確かなのです。

人間の資質は、先天的に与えられている物であって、その人の人生の結果がどうあろうとそれは、本人の
問題ではないという風に考えた方が気が楽になるのは、確かです。

私たちは、小さい時から、努力しなさい!頑張りさない!と叱咤されて育ち、自力の努力でで何でもできる。できないのは、自分の努力が
足りないのだと考えるようになりました。経済が、社会が上向きな時は、その考え方が有効に作用していたのでしょうが、
時代が変わり、経済が社会が下向きになってくると、そう言う考え方では、自分自信を切羽詰まった情況に追い込むだけなのかもしれません。

バブルがはじけて、リストラされたり、職がみつからなかったり、それは、自分自身の努力を超えたところで、起こっている事なのです。
自分自身を、自力という呪縛から解放してあげる必要があるのかもしれません。

そして、人生の目的なんてなくても人間は、ちゃんと生きていける事をもう一度確認すべきなのかもしれません。








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沙家浜(Sha jia bang)
沙家浜



テレビドラマ「沙家浜」をDVDで見ました。
30編という長編。沙家浜は、江蘇省の常熟の近くにある街の名前です。

抗日戦争のドラマという事でしたので、さぞかし酷い日本人が描かれているのだろうと思い、
少し、ドキドキして見ておりましたが、内容はそうでもなく、ホッとしました。

基本的に、共産党軍が正義(民衆)の味方で、いかに苦労して戦ったかを宣伝する目的が見え見えで
すこし、きな臭い感じもありますが、現代のテレビドラマよりも、大変良くできております。
出演者も演技が大変上手く、ドラマとしては、まあまあ面白く見ることができます。

時代は、1937年盧溝橋事件後の国共合作の時期だと思われます。
この時期、共産党は、国民党軍に編入させられ、北に八路軍を、南に新四軍を編成したはすです。

南を守備範囲にした新四軍が、このドラマの主人公であり、兵員僅か1万人。
その守備範囲は、湘(湖南省)、江西省、福建省、粤(広東省)、浙(せっ江省)、鄂(湖北省)、豫(河南省)、皖(安き省)の八省に及んだそうです。

しかし、ドラマの中では、国民党軍と共産党軍が凌ぎを削っており、国共合作したことになっている
はずなのですが、どうも上手くいってなかったのかな?と疑問を抱きました。
それか、私が何か勘違いしているのか??(^^;)

中国の最大の敵は、日本軍なのですが、共産党軍、国民党軍、そして、地元の軍閥のような組織の利害が
微妙に揺れ動くさまが、よく分かります。抗日のドラマというよりも、抗日に際して揺れ動く中国人同士の
葛藤と言った方が良い内容でした。

中国人は、団結できない民族だとよくいわれますが、このドラマが史実に近いのであれば、まったく、
その通り。これでは、どこの国と戦っても勝てるわけがないと思えます。

このドラマを見ていて、非常に大まかにですが、下記の3種の人々に分けれるのではないかと思えました。

1,自分で情勢が判断できる知識人タイプ(愛国者)
2,どんな場合でも自分の利益を最優先するタイプ
3, 自分で情勢を判断すると事ができず、上の2者のいずれかに盲目的に従うタイプ。

中国独特なのが、2,のタイプ。どんな状況でも自分の利益最優先というタイプで、これこそ今本を読んでいる
江湖的な考え方なのかな〜〜と、少し考えさせられました。







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江湖の歴史図解
a href="http://blog-imgs-11.fc2.com/s/h/i/shinoper/20070829125826.jpg" target="_blank">江湖歴史図解



「江湖中国」と言う本と相変わらず、格闘しております。
やっと、4分の1と言ったところでしょうか?
5分の1を過ぎた所から、細かい説明にはいっておりますので、全体の大まかな流れは、すでに
説明されているのは、ないかと感じましたので、一度自分の理解を整理するために図解をしてみました。

みなさんにとっては、そんなにわかり易い物ではないかもしれませんが、多少なりともご理解いただける
参考にしていただけるのではないかと思います。

ただ、読み終わるまでに、どのような変更が有るかもしれませんし、図解の中でもわかりづらい事については、
別途調べて行くつもりですので、この図解は、今後も変わっていくと思います。






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歴史の勉強
私は、学校で歴史の時間が大変嫌いでした。
無意味に年号を覚え、テストでいかに正確にたくさんの年号を書けるかを競争するのがばかばかしくて仕方がありませんでした。

しかし、社会にでて、中国に駐在し、いろいろな社会問題を考えるようになると歴史が大変重要であると事に気づきました。
そして、いろいろな国の歴史とその年号が大きな意味を持ち、深く関わっていることがわかるようになりました。
まあ、それにしても暗号を暗記しておかなければ成らない必要性は感じませんが....

今は、どうか分かりませんが、私が教育を受けていた頃は、歴史というのは、昔から順次現代に向かって説明されています。
しかし、そういう風に勉強するのは、全く意味がないような気がします。

以前、ラストサムライの最後の台詞を紹介しました。

We can not forget who we are...
or where we come from.

この言葉は、私に大変感動を覚えさせたと同時に、歴史に対する認識もかえてくれました。

自分自身を理解する為には、自分がどのようにして形成されていったのかを知る必要があるのです。
そして、誇らしく生きるためにも自分が形成されるまでにどのような事が起こったのかを知る必要があると思います。

なぜ私は、日本語を話しているのか?
なぜ、中国人と違った考えかをするのか?
家に仏壇があるのか?
キリスト教徒ではないのか?
日本は、なぜ戦争をしたのか?
中国の漢字と日本の漢字が、なぜ似ているのか?


そして、それに対する答えが歴史なのです。

歴史は、縄文時代から順番に勉強するものではなく、現代の社会問題から、今の自分自身の問題からさかのぼって勉強していくものではないのかな?
と感じます。






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外国語を勉強する順序
外国語の習得をするのに、4つの能力が必要であることを書きました。

話す能力
聞く能力
書く能力
読む能力


現在の学校教育では、

まず、教科書を読む
単語の解説をする。(言葉を覚える)
文法を教える。
母国語に訳す。

さて、この学習で何ができるようになるのでしょう?
私は、読む能力だけを訓練しているように思えます。
現在の日本人が外国語をならっても、話ができないのは、当たり前という訳です。



日本は、古代から中国の文献を訳して、取り入れてきました。
そして、近代になってからは、欧米の文献を訳して取り入れるようになりました。

一貫して必要だったのは、読む能力だった訳です。
そして、読む能力を習得する方法を、外国語の学習と勘違いしているのではないでしょうか?



現在、時代は変わって、日本も先進国と呼ばれるようになり、外国の文献を訳して取り入れる
必要性はかなり減ってきております。

現在、私たちが必要としている能力は、聞く能力、話す能力、つまりコミニュケーション能力なのだと思います。
そして、インターネットが発達してきて、今後は、書く能力も必要になってくるのかもしれません。

私自身を例にとると、現在、通常の中国語でのコミュニケーションには、あまり困りません。
そして20年近く経って、やっと本が、読めるようになってきました。
※ずっと、勉強しつづけている訳ではありませんが...

しかし、文章を書くとなると、まだまだ幼稚な文章しかかけません。
話言葉でしか、文章を書けないからです。



つまり、なにが言いたいかというと
私たちは、言葉を覚えるのには、順番があって、その順番にそって勉強する必要があると言うことです。

まず、聞く能力
それができて、だんだん話す能力がついてくる。
そして、読む能力が付いてくるようになって、
最後に、書く能力がついてくる。

母国語でも、書く能力というのは、かなり高度な能力で、そこまで到着できていない人が
かなり多くいると思います。私も日本語でも文章を書くとなると、あまり自信がありません。
現在書いているブログの文章も、果たしてどの程度の評価を受けれるのか大変疑問です。

この順番は、私たち日本人が、日本語を話せるようになる過程を思い起こしていただければ、
納得いただけると思います。

生まれてから、話が出来るまでの間、私達は、周囲の人が話す言葉を何年も聞き続けるわけです。
そして、少しづつ話ができるようになります。

学校に行くようになり、読むことを覚えます。同時に書くことも習うわけですが、
その時点での書くという練習は、文章を書くという事ではなく、文字を書くという練習です。

私たちが、母国語を覚えるのにも、長い時間を掛けて

聞く能力

話す能力

読む能力

書く能力

という順序で、覚えていくわけです。

外国語をならうという事が、外国人とコミニュケーションができるようになると言うことなのであれば、
現在の学校教育の問題は、聞く能力を全く無視している事だと思います。
そして、書く能力などを最初から訓練するのは、まったくのお門違いなのです。








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兄弟 余華
兄弟



ようやく読み終わりました。

ある人から何で兄弟というタイトルなのだろうと言う質問がありました。
その時は、なんでそうなのか、私にも、分かりませんでしたが、読み終わって何となくわかった気がします。

この小説は、文革の前頃から始まり、つい最近の2002年頃までの話なのですが、そこには、
中国の移り変わりが、いろいろな人々の人生を通して書かれております。

文革の時代は、大変暗く恐ろしく抑圧された時代であり、人の批判によって、いきなり罪人になり、
何をされても、殺されてさえも何も言えない。そのようなあまりにも非人間的な時代でした。

そして文革が終わり、社会は、改革に向かい始めます。
一気に全ての自由が流れ込みますが、その流れの中で、ほんの一握りの人は、その流れに乗って大金持ちに成ることができます。
そのお金を使って、社会の全てを自由に動かす事ができるのです。

しかし、一方でほとんどの人が、その流れにのれずに、以前の安定した生活すら保障されず、極貧の生活を強いられ、とまどう事になります。
そんな極貧の生活の中で、健全な精神が奪われ、人を騙す事を覚え、お金の為なら何でもするような風潮が生まれてきます。


なぜ、兄弟というタイトルにしたのか?

この兄弟という文字で、中国人民全体を表そうとしたのではないかと、私には思えました。

主人公の 李光頭、そしてその義理の兄弟の 宋鋼。

彼ら二人の父親は、文革中に地主という罪を着せられ、挙げ句の果てには、殴り殺されます。
母は、頭痛の治療で上海に病院に入院しておりますが、父が地主という罪を着せられて殺された事すら知りません。

兄弟二人で、恐怖におびえながら苦労を共にします。

二人が仕事を始めた頃、街一番の美人、林紅の取り合いになり、二人は絶縁する事になります。
背が低く、粗野な李光頭。背が高く、文学が好きな宋綱。
林紅は、宋綱を選び、二人は、幸せな結婚生活をおくります。
対する李光頭は、落ちぶれていきます。

しかし、皮肉な物で、李光頭は、改革と共に大金持ちになり、宋綱は、職を失い、肉体労働で、体を悪くし、
外地にでて、露天で、人を騙して商売をする事を覚えますが、それでも大した稼ぎはありません。

1年宋綱を待ち続けた、林紅は、ある時、李光頭に優しくされ、彼を見直します。
ある日、李光頭に強引に関係を持たされますが、その肉体的な強さと、経済的な余裕に関係を続けて行きます。

宋綱が街に戻ってみると、林紅が、弟の李光頭と関係を持っていることを知り、自分の不甲斐なさと失望の内に
自殺をしてしまいます。

李光頭と林紅は、わかれますが、林紅は、それから人がかわり、最後には、売春宿の女将さんになります。


一般大衆の代表が、宋綱。
お金持ちに成る人たちの代表が、李光頭。
そして、それを眺めている女性の代表が、林紅。

文革から、改革とあまりにも急激な社会変化の中でとまどう人々。
以前は、貧相であるが、落ち着いた社会が、急激にとげとげしくなり、人々の心をゆがませてゆく。
そこには、余華さんの中国に対する憂いが十分に表現されているように感じました。






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天津から香港への旅行者 10年で千倍
2005年3月1日天津市は、正式に住民の個人旅行(香港、マカオ)を開始しました。
身分証明書と戸籍簿を公安出入境管理部門に持って行けば、<往来港澳通行証>とその許可が手続きできます。

商業部門の統計によると、1997年天津市民が香港に旅行に行った人数は84人だったのが、
2006年には、88088人に達し、うち78812人が個人、9276人が団体旅行。

2005年に自由化されて以降、累計176319人が香港へ行っており、
うち144310人が個人、32009人が団体旅行。

香港の旅行発展局によると今年5月で、10年間の中国からの旅行者は、7500万人にたするとの事で、
本年末には、8000万人を突破する見通しだそうです。

香港でも自ら普通話を勉強する人が増えており、10年以来の一大変化が起こっております。
中国の旅行の開放により、香港の経済は持ち直しており、雇用の増加に貢献している。


旅行が自由になったことで、中国国内と香港との価格差が大きい製品があることがわかり、
「代理購入」というビジネスがはやっている。

高級化粧品などは、消費税30%、増値税17%、加えて輸入税等がかかり、国内では、香港で購入するよりも
60%くらい高くなっているとの事。

また、香港では安売りがされている事がよくあり、3000元の商品が1000元で手に入る事もあるとか。
通常、運送費やその他の費用を考えても、中国国内より40%近く安く買えるそうです。






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普通話
中国では、各地方の方言がきつく、普通話を話しても地方なまりの普通話なので、
外国人のみならず、中国人同士でも話がなかなか通じません。

台湾では、「普通話」が普及しておりますので、かなり以前から存在する物だと思っていたのですが、
今回調べてみると、最近の事であることがわかり、意外でした。

普通話で、話をするように、また、教育をするように決められたのは、20世紀中盤、しかも、その後に大躍進、
文革といろいろな事が起こりますので、実際に「普通話」で教育が開始されたのは、ほんの数十年前なのでしょう。

中国の地方同士で、言葉が通じないのは、中国が大きい国家であるという以外にも、もっと大きな原因が有ることがわかりました。
テレビも普及している事ですし、時間の問題でだんだん解決していくと思われます。




「普通話」という言葉自体は、清朝末期にすでに有ったようです。


1902年呉汝lun という学者が日本に視察に行った際に、日本人から中国でも国語教育での言語の統一の提案があったそうです。そこで、「普通話」という言葉が出てきている。

1904年革命が秋謹(言偏でなく王偏)日本に留学した際、留学生達で、「演説連絡会」という組織を作りました。その組織の略則に「普通話」という言葉がみられる。

1906年学者 朱文熊が、《江蘇新字母》という本の中で、当時の中国語を「国文」「普通話」「俗語」に分けたそうです。彼は、「普通話」という言葉を提起したのみならず、ちゃんとその定義付けも行った。

解放後も数十年は、「普通語」の定義は曖昧でしたが、
1955年10月、共産党と人民政府は全国文字改革会議と現代漢語規範問題学術会議を招集し、そこで現代漢民族の共通語の名称「普通話」とその内容が確定された。


これを受けて教育部は
11月、「中学・小学および各級師範学校において大いに普通話を推し広めることに関する指示」を発表した。

1955年10月26日,《人民日報》に、《漢字改革促進の為の普通話普及、中国語の規範化を実現する努力》と題した社説が発表され、「漢民族共通の言葉、即ち北方の言葉を基礎に、現代口語文を持って文法の規範とする」事が提唱される。


翌1956年、国務院が「普通話を推し広めることに関する指示」を頒布して、普通話の名称と内容を法律として定め、
同年5月、「各省(市)教育庁(局)において普通話推広処(科)を設立することに関する通知」を発表した。

1957年には教育部が「継続して普通話を推し広めることに関する指示」を発表。


1957年秋から始まった大躍進運動


1960年には中国人民解放軍総政治部が「全軍において pin音字母を学び普通話を推し広めることに関する指示」を発表し、教育機関や軍隊において普通話を使うことが推奨された。

1960年節糧度荒

1966年8月「プロレタリア文化大革命決定」が採択

1978年下放

1978年12月「階級闘争」に終止符


1982年11月には第5期全国人民代表大会第5次会議で通った『中華人民共和国憲法』に「国家は全国で通用する普通話を推し広める」ことが規定され、普通話の公用語としての地位が確立された。


2000年10月全国人民代表大会を通過した「中華人民共和国国家法用語言文字法」の第9条に「国家機関は、普通話と規範的な漢字を公用の用字用語とする。....」さらに、10条に「学校及びその他の教育機関は、普通話と規範的な漢字を公用の用字用語とする。....」と定められているそうです。







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天龍八部 (江湖)
江湖を理解するために、「天龍八部」というDVDを見ています。
香港に駐在してたときに、よくテレビでやっていたスパー時代劇という感じですが、
見だすとなかなか面白い。しゃべり方も少し古典風なので、聞き取りがすこし難しいですが、
アクションが多いので、まあまあ楽しく見ることができます。
40編の長編ドラマです。


=== 背景 ===
時代は、北宋。北部に「遼」、西北に「西夏」、西に「吐藩」、南西に「大理」の5つの国があります。
物語の後半では、さらに「金」という女真族の国が新たにおこってきます。
新興国家の「金」は「遼」を滅ぼし「北宋」も滅ぼしてしまうのですが、そこまではこの作品では書かれていません。
北宋と遼は、お互いの領土を巡って断続的に戦争状態が続いており、お互いに敵国人として忌み嫌っています。


[あらすじ]

日本のヤクザ(仁侠)映画+時代劇と言う感じでしょうか?
日本人が見ても、普段は、触れないけど、どこかに眠っている感情のような、懐かしい感じがします。

この物語を書いた[金庸]と言う人は、魯迅、沈従文、巴金に続き、第4位に置かれているのみならず、香港の『明報』とシンガポールの『新明日報』の創刊者であります。







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中国人は、物事をまじめにしない
江湖社会の中心となる価値観は、"混(hun)" である。

何をしたか?どうやったか?は、問題ではなく、飯が食えたかどうかが問題なのである。
過程は、どうでもよく、結果が重要。
方法は問題でなく、目的が重要。
江湖は、非生産型の慣例制度であり、正式な制度に付属する寄生体制である。

江湖は、労働生産という事はなく、お金持ちに成るために、地主とつるみ、悪知恵を働かせて
奪い取り、人を騙しておとしめる。人を害することの他に、ボスへのごますり、うまく取り入るチャンスを
見つける事などにには真剣に取り組むが、それ以外は、どうでも良いと思っている。

多くの人が犬のように怠けており、まじめにやっても大した報酬は得られない。
なんで、まじめに仕事をするのか?
多くの人は、そうやってまじめに仕事をしなくなるのです。






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まじめな人は、損をする。
2、まじめな人は、損をする。と 3、悪い人の方が出世が早い

近代中国には、多かれ少なかれ、江湖が社会権力に浸透している。
江湖の決まりが、社会の実際の慣例に成っているのでる。

簡単に言うと、まじめな人は、悪い人に助けて貰うことになる事があり、
悪い人の方が、出世する場合があるのである。

清朝以前は、江湖は、宗教的秘密結社であったが、清朝の末期から民国百年
を通じて醸造され、江湖の組織が、社会の各階層に浸透してしまいました。
官庁、軍隊、司法、経済界などの権力組織。メディア、芸術、学校、病院などの
文教組織。

例えば、当時上海は、不良や浮浪者などで溢れいろいろな犯罪のるつぼでした。
華人も租界の外国人も、江湖が必要だったのです。
かくして、上海の最高権力は、江湖に集中しました。

これが、[上海灘]なのです。冒険家外国人の楽園であり、華人混世の楽園でもありました。

民国の最高指導者も洪門天地会、或いは青紅会に属してました。
蒋介石は、[黄金栄]と関係をもっておりましたし、
孫中山も推薦しておりました。中華民国は、このような基礎の上にできたのです。

まじめな人は、この技倆を習得する事ができず、いつも損をするのです。





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江湖社会を生んだ中国の人口の増加
現在の中国の人口が多いのは、皆さんご存じの通りですが、意外といつ頃から増え始めたのか
ご存じの方は少ないのではないでしょうか?さらに、清朝以前の人口は、1億人もいなかったんです。

※ 清朝(1636年-1912年)


では、なぜ清朝になって、急激に人口が増え始めたのでしょうか?
いろいろと原因は考えられると思いますが、于陽さんは、税制にその原因を見いだされているようです。

清朝までの税制は、"丁" といい、頭数に比例して税額が増えたようです。
当然、性別、年齢によっても税額は異なったのでしょうが、基本的に頭数が増えれば、税額が
増えるという計算方法だったようです。

中国は、もともと宗族(親族)繁栄という考え方がありますので、本来、人口が増えやすい体質である
はずなのですが、幼児の死亡率の高さや耕地面積制約などによって、清朝になるまでは、穏やかな
人口増加の傾向だったようです。

そして、自然災害や飢饉、戦争などで、一時的に激減し、また、徐々に人口が増えるという繰り返し
だったそうです。

しかし、清朝になって、1791年税制が "固定丁口、永遠に増税無し" になってからは、
次第に人税から土地税に変わっていき、それから、一気に
人口が増え始め1億から3億まで増えたようです。

こうして、遊民が生まれ、江湖社会が出現するようになった。

と書いておられます。






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移民が発生する限界
明の時代、1人当たり4mu(2,666,64平方m)の耕地が生きていける最低ラインだったそうで、
そのラインを切ると、定住していても生きていけなくなり、遊民が発生したそうです。

※ 中国では、土地の面積を mu という単位で表します。
  1 mu = 666.66平方m

ちなみに、2007年04月13日の報道では、現在の中国の耕地面積は、18.27億mu
18億muが限界ラインと書いてあります。

人口を14億と見ると、一人当たり1.29mu(860平方m)と言うことになりますか!?
現在では、農業に従事してない人口がかなり増えているので、それも含めて考えると、
相当農業技術も進歩しているようです。

参考までに、

国務院によると、
2003年に食用穀物の国内総生産量は約4億3,000万トンであったが、
2004年の生産量は当初目標の4億5,500万トンを上回るとの見通しが示されている。
ただし業界アナリストは、2004年の国内需要は4億9,000万トンを超える
水準で安定を維持していることから、
不足する穀物の量は3,500万トン以上に達すると指摘している。

現在中国農業部は、2005年の穀物の生産目標を4億6,500万トン、
2006年の生産目標を4億8,000万トンに設定している。これらの目標を踏まえて農業当局では、
2007年までに同国は穀物の需給均衡を達成するとともに、国内需要を満たすための
輸入依存度をさらに低下させることができると見ている。


一時期は、中国人がお金を持つようになると世界中の食料を食べ尽くすなんていう話がありましたが、
結構いいかげんなのもです。どうして、人の不安を煽る報道ばかりするのでしょう!


日本の平成18年度の耕地面積は、467.1万ヘクタール
日本の人口を1億3千万とすると、一人当たり359.3平米。
しかし、輸入が国内生産を大幅に上回っているようで、資料は古いですが、下記のをご覧ください。


1996年度、穀類は、国内生産量1081.6万トン=約1000万トンでした。
ほぼ、家庭での食品廃棄量と同じです。
輸入量は、
輸入量2832.7万トン−輸出量20.1万トン=2812.6万トン=約2800万トン です。
国内生産の約3倍近くも輸入しています。


※ 1ha (ヘクタール)=10,000平方m


輸入を続けている日本の方が、食料についてもっと真剣に考える必要があるのではないかと思えます。

話が、全然関係ないところで、まとまってしまいました。(^^;)






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中国を見る視点
「中国ってなんてひどい国なんだろう!」
って思われてい方も多いのではないでしょうか?

北京オリンピックを控えているのに、大丈夫なのか?というのが、多くの日本人の感想だと思います。

ここ最近の報道を見ておりますと、食品及び薬品の安全の問題、腐敗の問題、著作権の問題等、ひっきりなしに、中国のひどい報道が続いております。

確かに、間違っている事を報道している訳ではないと思いますが、それが中国の一面で有ることに私たちは、気づく必要があると思うのです。

現在、中国の悪いところをかき立てると、みんなが興味をもつので、報道関係者は、ことさらに大げさにかき立てるという商業主義的な一面が、日本の報道にはある気がして成りません。

数日前、在日中国人のwhyさんという方のブログに目を奪われました。
そこには、彼女が8年ぶりに中国に帰郷したと書いてありました。

そして、そのブログには、久しぶりに故郷に帰った人からあふれ出る感情が滲みでていました。

私も九州で生まれ育ち、18才から故郷を離れて暮らしておりますが、何年かぶりに故郷に帰ると体が痺れるような、感情におそわれます。

友達と遠回りして帰った小道
夏になると、みんなで泳いだ小川
中学校の裏手にある山道
田んぼの畦に咲く名も知らぬ草花
胸を締め付けられるような夕焼け

そんな感情を、whyさんも感じたのでしょう。
その文章から伝わってくる思いは、なんとも言い難い、切ない思いに感じられました。

私の文章能力では、私の感情を、皆さんに伝えきれないのが残念でしかたがありませんが、下記に、whyさんの私へのコメントを流用させていただき、少しでも同じ気持ちを持っていただけたらと思います。

Shinoperさん 本当に涙が出るほど懐かしかったものです。
マスメディアであれだけ喧伝されているので、どうなっているんだろうと
不安で一杯でしたが、帰ってみれば、騒がれるほどのことはないと分かり、安心しました。
確かに食の安全や、貧富の差のみならず、いろいろな社会問題はまだ山積している
と思いますが、しかし、久しぶりに帰国して、確実に改善された部分が真っ先に目に
付いたことが心から嬉しかったです。
小さな一歩かもしれませんが、少しずつ良くなっていけばいいです。希望が持てました。



日本は、幸運な事に、アジアでは一番に工業化に成功した国家です。
他のアジアの国々を私たち日本人の視点で見ると劣って見えるのは仕方がないことだと思います。

しかし、そのような見方が果たして正しいのでしょうか?
whyさんの見方の方が正しいのではないのでしょうか?

それぞれに国にそれぞれの歴史があり、その流れの中でそれぞれの国家が、現在が有ることを忘れては、誤った見方をしてしまい、その国の人たちの想いと、ずれた感覚のまま、お互いに理解し合えないのでは、ないかと不安に感じました。







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社会での事は、本では学べない。
最初の上げた5つの疑惑を、江湖というキーワードで、説明して行きます。

1、社会での事は、本では学べない。本に載っていることは、社会では役に立たない。

  儒教には、
  孝行については、「孝経」。人との接し方は、「中庸」。行事については、「礼記」。
  治国については、「孟子」。身を修めるには、「大学」。といろいろの本が
  ありますので、本では学べないとなると儒教の教えではないという事になります。

  それでは、何の事を言っているのでしょう?
  社会にでて、まずしなくてはならないことは、簡単ですよね!
  人間関係を作り上げて、社会生活の基礎を築く事です。
  一番大切なのは、上司、社長、兄貴分との関係を上手く築く事です。
  もっと、分かりやすく言うと、実力者の下について、良く言うことを聞き、おべっかを言い、
  機嫌を取り、お気に入りしてもらうというような事です。

  正規の本にこのような事を書くことはできませんので、「社会の事は、本では学べない。」
  と言うことになります。

  これくらいは、まだまだ入門編で、その後も縦横の人間関係を築き上げ、それを縦横無尽に
  使いこなして、独り立ちしなくてはなりません。

  まだまだ、口には出せない「学問」がたくさんあります。

  まともな、人間関係を装って、賄賂を実行する。
  義理を上手く使って、人に悪いことをさせる。
  女性の場合は、お金持ちに取り入り、対外的には、義父だと思わせる。
  上手く取り入って、上流社会に入り込む。
  人情を笠に着て、人を支配する。
  等々...

  これらの学問は、500年の間の江湖化した民間の規範を反映しており、法よりも重く、
  慣例になっています。ある地方など、この技術を習得できないと生存できないような
  所もあります。この法則を社会学者がしらない訳はなく、口に出さないだけなのです。






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江湖中国 于陽
江湖中国という本を買いました。

于陽さんは、本の題にもなっている「江湖」をキーワードに有る仮説を立てられております。
現代の中国は、江湖化している。と

では、「江湖」とは、なんでしょう?

私もよく分からなかったので、周りの中国人にきいてましたが、あまりハッキリとした
返事が返ってきません。ハッキリとした定義のある言葉ではないようです。
一様に返ってくる返事は、黒社会(ヤクザ社会)、武術を中心とした時代劇等です。

辞書を引くと「広い世間。諸方をさすらう芸人、薬売りなど」となっております。


まず、最初に5つの疑惑が上げられます。

1、社会での事は、本では学べない。本に載っていることは、社会では役に立たない。
  小さい頃から良く聞かされる言葉だそうです。
2、まじめな人は、損をする。
  両親は、よくこのように子供達を教育するそうです。
3、悪い人の方が優位に立つ
  一種の社会現象。最近は、「男は、金持ちになると悪い事をし、女は悪い事をすると金持ちになる。」
  という言葉が流行っているそうです。
4、中国人は、物事をまじめにしない。
  多くの中国人の病気のような物だそうです。
5、同じ儒教の国であるのに、礼教は日韓に大きく劣っている。
  中、日、韓は、同じアジアの儒教国であるのに、なぜ、日韓に遅れをとっていまったのか?








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避韓(Bi hui)の文化
林思雲さんシリーズ。

日本人にとっての儒教は、学問であるが、
中国人にとっての儒教は、宗教である。

儒教の世界観とは、乱世と知世が循環する。
それは、何故か?
世の中を納める人間が、入れ替わるから。

君子 → 知世
小人 → 乱世

だから、「君子を重用し、小人を遠ざけ無くてはならない。」

しかし、君子も人である以上間違いを犯す。それをみんなで隠(避韓)して
君子をもり立てて行くのが、知世をつづける方法であり、それが、最終的には
自分たちの為になる。さらには、法螺を吹いてでも、その君子を良く見せて、
その人に長い間、世の中を治めてもらう。

こうやって、中国人は、ウソをつくことに鈍感になっていると言います。






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意外と田舎くさい上海語
みなさん!上海語って、ダサイのご存知ですか?

中国にいると、上海は中国の最大の商業都市で、大上海、小日本なんて
言って、自画自賛しております。

しかし、私に言わせると、確かに日本の地方都市と比べても上海は大都市ではありますが、

言葉(上海語)が田舎くさい。

何故か分かりませんが、世界でも一流の都市は、言葉が格好いい。
洗練されているというか、人を引きつけるなにかをもってます。

しかし、上海語は....

食事をする  → チャべー    (最後のべーが、くさい)

貴方     → ノン      (普通語のニーの方が、スッキリ。
                  さらに広東語のレイの方が洗練されている。)

何時     → サーズングワン (濁音が多いのが、印象が悪いのか?)

分かりました → ショッタラ   (なんかな〜〜〜)



ってな感じです。

どうでしょう?







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精神勝利法
林思雲さんシリーズ

1934年魯迅は、「面子は、中国精神の網領であるから、これを掴みさえすれば、丁度24年前に弁髪を引っこ抜いたのと同じように、身体全体も一緒についてくる」と言ったそうです。

中国以外の国でも、面子は存在しますが、その意味は、中国の其れとは違います。我々日本人、又、他の外国人が面子というと、プライドを守る事をいいます。自分の恥を隠す事という意味合いです。

なにか、間違ったことをしてしまったが、面子を守るために人には公言しない。そこには、ウソをついてはいけないという道徳も関係し何も言わずに事実を知られないようにするという行動にでます。

しかし、中国人の面子とは、もっと積極的です。
法螺を吹いて、自分を良く見せる事だそうです。
俗に言う、吹牛(chui niu)、説大話(shuo da hua)です。
この中国人の行動を、魯迅は、精神勝利法と名付けたそうです。

中国の大衆は長い間激しい圧迫を受けつづけ、精神的に大変な苦しみを味わい続けてきました。その苦しみをはらす方法なのだそうです。

そして、それがウソと分かっていても其れを指摘しない事が、その人の面子を守る事になり、それが、社会的なマナーなのだそうです。

多分、日本人には理解できないと思うので、ちょっと見方を変えて説明すると、私たちが貧乏な人に対して、「貧乏人!」と言わずに、優しくしてあげたくなるような、そんな気遣いなのかもしれません。それほどまでに、中国人であることは、大変なのだと私は思います。

中国にこられた方で、中国人からおごって貰もらった事が有る方は多いと思います。彼らの給料は少ないのに、おごってくれた!何て彼らは親切なんだろうと思いませんでしたか?其れこそが、面子なのです。

中国人は、自分がお金が無くて困っていても、お金を借りてでもお客さんが来たら、歓待してくれます。それは、当然親切でもあるのでしょうが、其れこそが面子なのです。






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比較による認識
私たちが物事を認識する時に、漠然と認識しようとしても、あまり正確な認識ができないようです。

先日、ブログに、日本国内にいると日本の良さがわからないというコメントがありました。
日本国内にいると日本で起こっている事の全てが、「当たり前」とう受け止め方になりますので、それが、客観的に良いことなのか?悪いことなのか?その程度はどうなのか?判断ができなくて当たり前だと思います。

それでは、メディアなどでは、その善し悪しをどのように判断しているのでしょう?私が思うに、彼らは、自分たちが考える理想と比較しているのではないかと思います。

理想と比較すれば、現実が劣っているのは当たり前ですよね!
理想とは、「考えられる限りの完璧な状態」なのですから....
そして、その判断は、自ずと厳しいものになり、現実の社会がとても悪いような印象を与えてしまっているような気がします。

私たちが、物事を正確に把握する為には、比較をする必要があります。
そして、その比較の対象が、非常に似ている場合に置いて、緻密な比較、判断ができます。

企業にいても同じ事が起こります。
良い製品を安く作ることが、経営活動に有利なことは、誰しも異論はないと思います。

では、
良い製品とは? どんな製品なのでしょう?
安いとは? いくらなのでしょう?

漠然と考えていても、何もイメージはつかめません。
全く関係のない製品と比較しても同じ結果でしょう。

市場に置いて、自社と同じような製品との比較において、その製品よりも少し良い製品が目指すところの良い製品です。

そして、実際に販売されている製品の価格よりも、少し安い価格が目指す価格です。

当然、その比較する製品が売れてないと比較する意味がありませんが....

正しい認識をするためには、正しい比較の対照を選択する必要があるのです。






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中国人の人間関係
林思雲さん、シリーズ

今回は、中国人の人間関係です。

中国人は、人間関係を円と呼ぶそうで、自分を中心にして親度に従って何重もの円を描く。一番内側が、親人(肉親)。それから親朋好友(親友)、熟人(隣人、職場の同僚等の知人)、一番外が外人(他人)。

中国人の平等とは、その円の重みによって、対応を変える事。

例えば、貴方が肉屋で働いていた場合、親族には、特上の肉を、友達には、上の肉をそして、その他の客には、普通の肉を渡さないと、親戚、友達から文句を言われる。果てには、絶交される事になるそうです。


そして、肉親、友達というのは、中国で生きていく上での大切な糧だそうです。だから、友達の為なら財産を投げ出したり、偽証をしたりという事が起こるのだそうです。

しかしながら、そこには、やはり掟があり、友達の為には何でしてくれるが、逆に何でもして上げるのが当たり前という義務も発生し、もしその掟に背いたときは、義理を欠いたとして怒りを買い、仕返しをされる可能性がある。

友達が1人増えると言うことは、コネが1つ増えるという事であり、同時に悩み事が一つ増える事でもあるそうです。

車の貸借、金銭の貸借、そこには、全くのルールが無く、頼まれたら
断れない、断ったら、それで友達の関係は、不義理者という敵対関係に変わる、厳しい関係だそうです。

前前回、「坦白従寛、抗拒従厳」での考え方と似てます。
何か、中国人が絶対服従を求める思考には、なにか理由がありそうです。



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